〜 秋の特別集会のお知らせ 〜

　私たちの教会では、秋の特別伝道集会を下記のように行うこととなりました。
　今年は、鹿児島県の小さな島、長島の教会で牧師をされています岸本正也牧師をお迎えして、
『幸いあれ』というテーマで聖書からメッセージをしていただきます。
　岸本先生は、大阪の高校の教師として、また書家として活躍されているとき、主イエス・キリストを信じ救われました。その後、退職され神学校で学ばれ、現在、島の牧師として歩んでおられます。教師として、書家としての豊富な経験に基づいてほんとうの『幸い』についてわかりやすく語ってくださいます。
ぜひ、ご予定をおとりくださり、ご来会くださいますようお願いいたします。



　　　　　　　　■10月30日（土）　午後6時30分より

　　　　　　　　　　＊岸本牧師を囲んで食事会（成人男性）

　　　　　　　　　　　　・聖書からのショートメッセージ
　　　　　　　　　　　　・食事のひととき…



　　　　　　　　■10月31日（日）　午前10時45分より

　　　　　　　　　　＊講師　：岸本正也師（恵みバプテスト教会牧師）
　　　　　　　　　　＊テーマ：『幸いあれ』


北摂恵みバプテスト教会
〒669-1513　兵庫県三田市三輪1275-25
電話：079-56 4-2175 / メール：hokusetu@megumi21.net



各集会には託児（ナースリー）がございます。
駐車場もございます。
JR三田駅北側ロータリーに、礼拝15分前に、送迎車が行きます。ご利用ください。

自分を奏でる

　昔、一人の年老いた旅人が一件の家を訪れました。そして物置小屋でいいので一晩泊めてもらいたいと頼みました。家の主は快く迎えました。次の朝のことです。物置小屋からとても美しいハープの音色が響いてきます。家の主が小屋をのぞくと、老人が見事に弾いているではありませんか。驚いていると主に、「実はこのハープは昔、私が作ったものです。一晩泊めていただいたお礼に修理しておきました」と答えました。ハープは、もう一度ハープとして生き返りました。
　聖書は、私たち人間に「神のかたち」に創造されたと教えています。神のかたちとは、神に似たものであるということです。愛であり、正義であり、力である神に似た者ということです。しかし、私たちはその「神のかたち」を壊してしまいました。聖書はそれを罪と呼んでいます。罪とはまた、「的はずれ」という意味もあります。神に似た素晴らしい性質を壊し、的はずれに生きているということです。私たちは人間として素晴らしい自分の姿を見失っているのです。自分自身の奏で方を知らないのです。あのハープが壊れて物置小屋にほこりまみれになっているのと同じではないでしょうか。
　聖書は私たちに、人間本来の姿を示しています。私たちは、愛や喜び、そして感謝に満ちて生きることのできる存在です。忍耐と寛容をもってセルフコントロールをしながら歩める存在です。ハープがそれを作った老人によって新しくされたように、私たちも聖書を通して新しい自分を知り、新しい自分を奏でることができるのです。