恵みの風

“すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところにきなさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。”(イエス・キリスト) 兵庫県三田市 北摂恵みバプテスト教会よりお届けします。

2015年11月4日水曜日

◆◆◆ ご案内 ◆◆◆



           〜 福音落語と讚美の会 〜



▪️日時 2015年11月8日(日)

    午後3時〜4時30分
    (開場2時30分)


▪️会場 有馬富士公園 

    パークセンター 多目的ホール
    三田市福島 1091-2


▪️出演 

露のききょう :西宮市出身の落語家 女優 露の五郎兵衛の長女

菅原早樹   :福音讚美家 露の五郎兵衛の次女


【問い合わせ】


北摂恵みバプテスト教会 (
℡ : 079-564-2175)



入場無料です。

お気軽にお越しください。

人、その友のために

 ノーベル賞のノーベルは少年時代、お父さんから「人々の役に立つ人間になれ」と言われ、それを目標としました。勉強も頑張りました。成績は常に、判を押したように二番でした。一番は、ノーベルの友だちでボギーという少年でした。あるとき、そのボギーが病気になり長期欠席をしました。そしてボギーの病気も治り久しぶりに登校すると、ちょうどその日にテストが行われました。今度のテストはノーベルが一番になると誰もが思いました。しかし、一番はボギーでした。なぜなら、ノーベルがその日あった授業ノートを、毎日欠かさずボギーの家へ届けていたからでした。「学校で勉強したことをノートしてボギーに届けることが友情の証である」と考えたからでした。
 競争することは必ずしも悪いことではないと思います。しかし、強いものが勝つという原理だけでは殺伐とした社会になってしまいます。私たちは、互いに競争したり、助け合ったりしながら共に歩んでいくことが大切ではないでしょうか。キリストは『人がその友のためにいのちを捨てる。これより大きな愛はなり』と言われましたが、競争原理の中では、そのいのちを捨てるべき友さえいないということもあるでしょう。
 さてキリストは、そのことば通り十字架でいのちを捨てられました。あなたのためです。それは、あなたを友と考えておられるからなのです。あなたは、キリストが友と認めておられる存在なのです。すばらしいですね。また私たちも、誰かの友になりたいですね。