恵みの風

“すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところにきなさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。”(イエス・キリスト) 兵庫県三田市 北摂恵みバプテスト教会よりお届けします。

2013年10月11日金曜日

「きょう」でしょう!

 たとえばこんなことはありませんか。本を読もうと思ったとき何か別の用事を思い出す。それが終わってさあ読もうとすると、電話がなる。そして次々に・・・・。とうとう夜になり、さあ本を読んでから寝ようとしたけれど、本を開くと同時に眠気が・・・・。「よし!あしたから読もう」と。しかし、その「あした」はいつまでも「あした」のままです。「怪盗あした」にやられてしまったのです。私もこの怪盗あしたに「きょう」をよく盗まれます。今年、「いつやるの?今でしょう!」というフレーズが流行しましたが、この「怪盗あした」に、「きょう」を盗まれない唯一の方法は、「きょう始めること」です。
 楽器を練習してみたい、語学を勉強したい、あるいは教会へ行ってみようかなど、私たちはいろいろやりたいことがあります。「でも、もう少し時間の余裕ができてから」、「今の私では」などとスタートを切れないこともあります。怪盗あしたは、いろんな理由で「きょう」を盗みに来ます。しかし、何かをするために時間は作りだすものです。
そして、私たちは、うまくいったり失敗したり経験を積みながら成長していくものです。良いことは思い切って始めましょう。
ビジネスコンサルタントの中谷彰さんが、「”今度お会いしましょう”ではなく、”今からお会いしましょう”にしない限り、いつまでもその人と会えない」というようなことを書いておられました。良いことや、やってみたいこと、またやるべきことがあれば、「今」そのスタートを切りましょう。決して、怪盗あしたも負けないでください。