笑顔で伝えよう
「一人の赤ちゃんの笑顔は、100人の大人を笑顔にする」と言われます。他にも「笑顔」についてのいろんな言葉があります。
アメリカの社会教育家マーデン博士は、「世の中で最高のケチは、何と言っても、にこやかな笑顔と挨拶を出し惜しむことだ。ちょっとの目元の筋肉を動かし、ほんの一言二言話すだけで、人に幸福を与えることができるのに、それさえしない人がいる」と言いました。イギリスのシドニー・スミス卿は次のように言いました。「ほほえみで人を喜ばせよ。一日一人を喜ばせると言う最低限のことでも、10年続ければ、3650人に喜びを与えたことになる」と。また、あるデパートの事務所には、「笑いの哲学。それは元手がかからない。利益は測り知れない。与えても減らず、与えられた人は和む。富豪も笑顔なしには豊かさが生まれない。貧しくて笑顔があふれれば心は豊かになる。笑顔は、家庭に幸せを、商売に善意を運ぶ。そして、友情の合言葉。疲れた人には心の安らぎ、失意の人には光明、悲しむ人には太陽」と書かれています。
聖書の箴言に、『一切れのかわいたパンがあって、平和であるのは、ごちそうと争いに満ちた家にまさる』とあります。平和とは二者の間の「関係がよい」ことをいいます。さらに聖書は、人と人との良き関係を保つための帯は「愛」だと教えています。その愛の具体的表現の一つであり、そして誰にでもできるものが「笑顔」ではないでしょうか。