前に進む原動力
京都のバプテスト病院で院長をされている白方誠彌先生のお話を聞く機会がありました。白方先生のご専門は脳神経外科ですが、院長として大阪の淀川キリスト教病院とバプテスト病院の再建を担われ、見事に成し遂げられた経験をお持ちです。その体験の中で、白方先生が自分自身の中に大切なこととしていつも持っておられたもの、そして多くの方々に勧めておられることがあります。 その一つが「やる気」です。まずこのやる気がなければ自分自身も動きませんし、周りの人もうごくことはありません。そして、やる気とは、「目標を掲げたそれに向かわせること」、「責任をとること」と言われれていました。私たちも、具体的な目標を持ち、結果に対して周りのせいにせず自分で責任を持って歩むところに成長がありますね。 第二に「チャンスをつかめ」ということでした。チャンスはいろんな形で、思わぬところからやって来る。また、そのチャンスの足は早いのでしっかりと捕まえることが必要です。そのためには、「いつも思考していること」、「情報を集めること」と言われていました。目標を達成するための具体策や方法をいつも考えていると、ちょっとした事からヒントをつかんだり、大きなチャンスを得たりします。考えていないとせっかくいい情報やチャンスがあっても見えないものです。 最後に、「自己満足に陥らないこと」だと語っておられました。パウロも「まだ捕らえたと考えていない。目標目ざして一心に走っている」と言いました。私たちも「やる気」を持って進みたいですね。