恵みの風

“すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところにきなさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。”(イエス・キリスト) 兵庫県三田市 北摂恵みバプテスト教会よりお届けします。

2015年4月28日火曜日

できることにベストを尽くす

百貫目のものをかつごうとしたって、それは無理だ。  君がかついでも 倒れずにすむだけを かつぎたまえ  それで沢山なんだよ  その他は神と天才にまかせればいいのだ  僕達はかつげるものをかつげばいいのだよ  それもあまり重いものはかつがないでいいのだよ  人間らしい心を失わず 人間らしいよろこびを失わない程度の  荷物をかつげば それでいいのだよ  あとはどうかしてくれるよ 心配しないでいいのだ  そのうちに僕達もだんだん力が強くなるだろうよ 安心したまえ  しかし時々は全力をだそう くたばってもみよう 男らしく  武者小路実篤の「人間らしさをうしなわず」という詩です。そうだなあ、と思いますね。もっともっとと、いろんなことをやり過ぎ、自分らしさや、喜びや楽しみを忘れてしまうことがあります。本当に、自分が活かされることを、活かされる程度にできれば一番いいことです。そしてそれは、他の人々にとっても益になります。  できることとできないことをしっかり見極め、できることをベストを尽くしてやることが大切です。聖書に、一人ひとりがもっている『賜物を用いて、互いに仕え合いなさい』とあるのは、まさにそのことです。そして、実篤が言うように、もちろん失敗をおそれず、まだやったことのないことに挑戦することも忘れてはいけません。