自分なりの成功

「敗者は失敗した時の罰則を視覚化し、勝者は成功した時の報酬を視覚化する」。これは、スポーツ心理学の権威ロッド・ギルバートの言葉ですが、潜在意識は、自分自身が、意識的に映像化したことを現実化しようとするそうです。そしてそれは、都合の良い事にも悪い事にも。容赦なく働くと言います。それなら、聖書にあるすばらしい神の約束を心において、すばらしい自分を心に描いて歩みましょう。

「成功は、失敗と反省の繰り返しによってのみ達成させる」。「多くの人たちは、失敗を怖がり成功のみを求めるが、私の考えでは、成功とは仕事の１パーセントであり、それは失敗とも言うべき99パーセントの仕事によってもたらされたものである」。ホンダの創始者である本田宗一郎氏は、アメリカのミシガン工科大学でこう講演しました。聖書には、主にあって、主に期待して歩む時、主はすべてのことを相働かせて益としてくださるとあります。失敗を失敗としないのがキリストの恵みです。主を見上げて歩みましょう。

「挫折は、成功の前兆である」。ある父親が息子の通信簿をみて、あまりの成績の悪さに愕然としました。父親は、「息子に弁護士になってもらいたいと思っていましたが、担任の先生は「その可能性は全くない」と断言しました。少年は一般的に考えると劣等生でした。しかし、この人物こそが、ウィストン・チャーチルでした。彼は弁護士にならなかったが、英国至上最も偉大な指導者となりました。神は、私たち一人ひとりをご自身の栄光を現わす存在として創造されました。主にある自分を生きることが大切なのです。