恵みの風

“すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところにきなさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。”(イエス・キリスト) 兵庫県三田市 北摂恵みバプテスト教会よりお届けします。

2012年2月21日火曜日

時を待つ

興味深い民話があります。いつも道ばたに座っている老人がいた。来る日も来る日も、村外れの大きな木の下に座っている。「いったい何をはなしているんだろう」とこの奇妙な老人の行動は、いつしか村人たちの噂となっていった。ある日、好奇心の強い村人が、老人の様子を一日中観察してみた。すると、老人はただ黙って座っているわけではないようだ。一日に何回か、思い出したように、手を打ち鳴らすのである。老人は、それを毎日毎日、飽きもせず繰り返している。
「あなたは、毎日ここに座って手を打っているようですが、いったい何をしているのですか」と村人が尋ねた。老人は答えた。「この木になっている実が落ちるのを待っているんじゃよ。」「はあ?それなら木に登るなり、棒で取るなりすればいいんじゃないですか!」と、村人。「いやいや」と老人はさらに答えた。「機が熟す、ということわざもあるようにな、あの実もやがて熟すれば落ちる実だけをいただこうと思っとるのじゃ」と。
 この老人、自然の仕組みにさからわず、忍耐をもって待っているわけです。忍耐というより、待つ楽しささえ感じます。とかく私たちは「早く早く」となってしまいがちですが、例えば、みかんもイチゴも熟する前にはスッパイですね。熟すには時があります。
 聖書には、『神のなさることは、時にかなって美しい』とあります。
私たちは、その時を待ち、そしてその時を逃さないようにしましょう。

2012年2月14日火曜日

ゴール目指して

2012年も、早、一ヶ月以上経ちました。今年も新しい目標を立ててスタートされた方々もおられるでしょう。
 聖書に登場するパウロという宣教師は次のように言いました。『私が世を去る時はすでに来ました。私は勇敢に戦い、走るべき道のりを走り終え、信仰を守り通しました。』(IIテモテ4章6〜7節)。パウロは死を目前にして、「自分自身の人生のゴールテープを切った。人生の目標をしっかりと捕らえた」と語ったのです。パウロの人生は決してやさしいものではありませんでした。困難や問題、迫害や危険に囲まれ最後は処刑されたのです。しかし、走り終えた。やり終えたと言える素晴らしい人生を送りました。
 なぜパウロは「よい人生だった」と言えたのでしょうか。それはパウロが常々語っていた言葉にヒントがあります。『私は決勝点がどこか分からないような走り方はしていません。空を打つような挙闘もしていません』(I コリント9章26節)、『キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得るために、目標目指して一心に走っているのです』(ピリピ3章14節)。このように、明確にゴールを定め、そしてそれに向かっての目標を立てていたからです。
 あたりまえのことなんですが、ゴールがあるからゴールできるのです。そして、目標を立てているからそれをクリアーしていくことができるのです。あなたはすでに人生のゴールを置かれているでしょうか。そしてゴールに向かうまでの目標を立てておられるでしょうか。

2012年2月9日木曜日

あなたの「考え方」は❔

先日、成功の計算式というのを教えてもらいました。それは、「結果=能力×熱意×考え方」で、この計算式に能力:0〜100、熱意:0〜100、考え方:-100〜100の数値をあてはめます。京セラの創業者の稲盛和夫さんは、「能力や熱意が100であったとしても、考え方がマイナスだと結果もマイナスになってしまう。この考え方がとても大事だ」と言いました。
 確かにそうですね。考え方のマイナスが大きいほど、結果のマイナスも大きくなります。みなさんご存知のノーベル賞のノーベルは、少年時代、父から世の中に役に立つ人間になれと言われた、それが彼の考え方のげんてんとなりました。しかし、このダイナマイトがせんそうにつかわれるようになりました。ノーベルには多額のお金が入ってきました。それでノーベルのかんがえかたは、「世の中の役に立つ」から「お金を儲ける」に変わってしまいました。いろいろなことがあり、やがてノーベルの考え方は元に戻りました。ダイナマイトで手に入ったお金を世の中の役に立つよう遺言をしました。それで「ノーベル賞」が設立されました。
 同じダイナマイトでも、ノーベルの考え方次第でプラスにもマイナスにもなりました。能力と熱意が大きいほど、考え方によってけっかは大きく左右されます。私たちも良き考え方を持ちたいですね。それには、良き考え方を持っている人と触れることです。そして、人間としての良き在り方を教えてくれる聖書をぜひお読みください。

2012年1月31日火曜日

確信を捨てないように

私たちには、きっぱりあきめなければならないことも時々ありますね。しかし、あそこであきらめなければよかったのにということもあります。
 アメリカがゴールドラッシュに湧いていた頃のことです。一人の男が、何年も掘っていた自分の鉱脈はどうもハズレらしいと、廃品回収業者にただ同然で売り払ってしまいました。買い取った業者は、どうせダメだろうけどひょっとするとと思い、前の持ち主が掘っていた続きを掘りました。すると、わずか90センチ掘ったところで金の鉱脈にぶつかり大儲けしたそうです。あと90センチだったんですね。
 どの企業でも、セールスマンは新規開拓に取り組みますが、途中であきらめる人が多いそうです。ある経営コンサルタントの調査によると、1回の訪問であきらめる人が47%、2回目の訪問であきらめる人が20%、3回目が7%、4回目が5%だそうです。すなわち4回目までの訪問で80%の人があきらめてしまうのです。そして、新規開拓に成功するためにどれぐらいの訪問を繰り返せばいいかというと、平均4.7回という数字が出ています。あと1回訪問すれば・・・・。
 聖書に『ですからあなたがたの確信を投げ捨ててはいけません。それは大きな報いをもたらすものなです。あなたがたが神のみこころを行なって、約束のものを手に入れるために必要なのは忍耐です』とあります。あきらめずに、こつこつと目標に向かって進んでいきたいですね。

2012年1月27日金曜日

新たなことへ

 汗は、大きく分けると三種類あるそうです。
 一つ目は温熱性発汗で、気温が上がったり、スポーツをしたり、体を動かしたりしたときに、体温をコントロールするための発汗です。二つ目は精神的発汗で、緊張したとき、ドキドキしたとき、仕事などで慌てているとき、何か恥ずかしいと思ったとき、電車で足を踏まれて我慢しているときなどで、体温調節に関係なく精神的興奮や緊張によって発汗するものです。三つ目の味覚性発汗は、カレーや唐辛子などの辛いものを食べたときに出る汗です。
 一般的に、温熱性発汗は良い汗と言われています。99%が水分でサラサラの汗です。適度にこの汗をかくことは健康にいいそうです。歩いたりスポーツしたり、また半身浴もいいと言われています。現在、多くのストレスなどで心身共に疲れることが多いです。こんなときに、良い汗を流してみるのもいいことですね。
 人生においても、良い汗を流したいですね。そのためには、新しいことに挑戦するのもよいことかもしれません。たとえば、今していることを少しパワーアップさせてみる。仕事でも趣味でも、新しいことに目を向けてやってみる。今まで、自分にはできないと諦めていたことにチャレンジしてみる。いろいろ考えられますね。聖書には、私たち一人ひとりには素晴らしい賜物(才能)があると言っています。自分で気づいていないだけかもしれません。人生で良い汗を流そうとするなら。その賜物と新しい自分を発見するかもしれませんね。


2012年1月16日月曜日

自分自身に責任を

ビートルズのメンバーであったジョンレノンが、「誰にたって成功はできる。成功は教育や環境に無関係。『自分にはできる』と信じることだ。『こうすれば・・・ああ言われるだろう』という、こんなくだらない感情のために、どれだけの人が自分のやりたいこともできずに死んでいくんだろう」と語っていました。
 もちろん私たちは自分ひとりで行きていくことはできません。多くの人々からの恩恵を受けて生きています。しかし自分の人生に責任をとってくれる人は自分以外にいません。言い換えると、自分は自分に責任がるということです。私たちは幸いな人生を送ることができ、またその責任を自分自身に負っているのです。
 聖書は、一人ひとりが、その人の成功した人生を送ることができると教えています。「成功」は一人ひとり形が違うのです。ですから、人と比較することは愚かであるとも教えています。また、日本的な世間というような実体のない人の声に惑わされないよう注意しましょう。キリストは天において、私たちのためにとりなしてくださっているのです。また天において、キリストにあって豊かに自分の人生を送った多くの人々が、私たちを応援しているとあります。
ですから、私たちも互いに励ましあい、互いに助け合って、自分にできることを自分のやりたいことを行い、喜びを分かち合いたいですね。

2012年1月13日金曜日

築き上げるために

「今出来ることから始めよう」という本の中に、その著者であるアラン・L・マクギニス博士の面白い体験が書いてありました。それは、「たった一本のゴムバンドで人生をつくり変える方法」です。
 それは、「私が今、人々に掲示している方法は、否定的な考え方を中断して思考パターンを作り変えることである。あまりに単純なことなので、最初私は笑われるだろうと思って、言うのをためらっていました。しかし、尊敬する心理学者ロバート・オイラーがその方法がいかに効果的かを示してくれ、私自身も一ヶ月実行してみて、ついに考えを改めた。用いている方法はこうである。ゴムバンドを一日24時間手首につけっぱなしにしておく。自分が否定的なものの考え方をしていることに気づいたら、手首のゴムバンドをパチンとはじく。2、3週間もすると、自分がどれほど、自分自身を追い込むような考え方をしているかが、いやというほどわかってくる」というものです。
 私たちの習慣や考え方は、ちょっとしたくせのようなものもそうですが、時間をかけて徐々に築き上げられたものです。ですから、自然にでてくるものです。すぐ、それを変えようと思ってもなかなか出来るものではありません。新しい考え方や良き行動パターンなどを、繰り返し繰り返し実践し築き上げていくことが必要です。そのためには、マクギニス博士のように、簡単なことを継続していくことです。気づいて改めるということを繰り返えすなかで、新しいものが私たちの中に築かれていくのです。