恵みの風

“すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところにきなさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。”(イエス・キリスト) 兵庫県三田市 北摂恵みバプテスト教会よりお届けします。

2008年7月28日月曜日

耳を傾ける(2)

数年前「話を聞かない男、地図が読めない女」という本がベストセラーになりました。男女の脳の違いから、男女の特徴を興味深く書かれています。男女のものの捉え方の違いを知っていると、互いに理解しやすいということです。

さて、「聞かない」といえば本当にそうですね。誰かが話している時、その話を聞かず次に何を話そうかと考えていることが多いのではないでしょうか。また、「話し方セミナー」と「聞き方セミナー」を募集すると、話し方セミナーは募集人数を超えた応募があったのに、聞き方セミナーには2、3人の応募だったそうです。

私たちはみんな話したいんですね。「自分のことを話して聞いてもらいたい」。これが本音です。教えてもらいたいとか、アドバイスが欲しいとかではなく、ただ誰かに聞いてもらいたいということです。そして聞いてももらうだけで、何か心が安らいでいくのです。

それには聞いてくれる人が必要です。親と子、妻と夫、上司と部下、教師と生徒、牧師と信徒、友人同士・・・・、どんな間柄であっても相手の思いにじっと耳を傾けて見ましょう。何度か聞いたことであっても、当たり前のことであっても、とにかく聞きましょう。口をはさまず、話の腰を折らず、さえぎって意見を言ったり批評したりせず聞いてみましょう。そして共感してみましょう。

時には話を聞く男、話を聞く女になってみましょう。そこから新しい何かが開けていくことでしょう。

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