ことばの力
倫理研究家の新原隆一さんは、言葉には3つの威力があると言っています。
その一つは、自分も周りも明朗にする言葉、あいさつです。たとえ人がやらなくても、自分から「おはようございます」「お先に失礼します」と明るくあいさつしたり、「行ってらっしゃい」「お疲れさま」と声をかけるなら、きっと自分自身も、また周りをも明るくすることでしょう。
二つ目は、やる気を起こさせる言葉です。相手を認め、励ます言葉です。子どもや部下に対して、「よく頑張った」「すばらしいね」と労をねぎらい、褒めます。また「これはあなたの得意なことですね」と相手を認めたり、「あなたならきっとできるよ」と意欲を高め成長を助けることができます。
3つ目は、調和を生む言葉で、素直な返事や感謝を表すものです。何かを依頼されたら「はい、承知しました」と素直に返事をし、何かをしてもらったら「ありがとうございました」と感謝を表します。
このように、もし3つのことが実践されていたなら、私たちの家庭、学校、職場、地域社会などで豊かな人間関係が生まれることでしょう。聖書では、キリストは「ことば」と表現されています。神さまの人間への愛を伝え、温もりを伝えることばです。キリストは、確かに、人々を明るくし、励まし、助け、感謝と喜びで満たし、そして罪人を受け入れられました。ことばをもっと大切にしたいですね。
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