恵みの風

“すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところにきなさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。”(イエス・キリスト) 兵庫県三田市 北摂恵みバプテスト教会よりお届けします。

2014年10月20日月曜日

人生の矢印

 火事の際の避難行動の実験を消防庁が行いました。煙で見通しがきかない状況を想定し、つま先の少し前だけ見える帽子をかぶり、矢印のついた迷路を歩き、帰りは矢印をはずして道順を思い出しながら戻ります。一度でできる人はわずかでした。しかし、何度も繰り返していくと、大多数の人が、ほぼ正確に戻れるようになったそうです。
 私たちの人生にも、火事でパニックになってしまうような時、迷路に陥ってしまうこ事がおこることでしょう。そんな時には、前述の実験での「矢印」が必要です。その矢印こそキリストであり聖書です。『私は世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです』(ヨハネ8章12節)とキリストは言われました。キリストを信頼して歩むなら、必ずわたしたちを照らしてくださるのです。それだけではなく私たち自身も光をもつことができると言われています。自分が照らさるだけでなく、自分も光となって役にたつことができるのです。
 また『あなたのみことばは、私の足のともしび、私の道の光です』(詩篇119篇105節)とダビデは言いました。キリストを信頼すると、キリストの言葉である聖書を信頼することは同じです。聖書のことばこそ、私たちの人生の「矢印」なのです。
 そして火事の実験で、繰り返し行うことが大切だったように、繰り返し、繰り返し、キリストに心を向け、聖書のことばを心に結びつけて歩んで行きましょう。

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