恵みの風

“すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところにきなさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。”(イエス・キリスト) 兵庫県三田市 北摂恵みバプテスト教会よりお届けします。

2014年8月26日火曜日

急がず、怠けず

 「世の中に自分より優れた人がいても、それは少しも恥ずかしいことではない。それよりも、昨日の自分と今の自分を比べて、その間に少しも進歩がないのが一番恥ずかしいことだ」とは、イギリスの銀行家でもあり政治家でもあるジョン・ラポックの言葉です。  私たちは神様によって一人ひとり異なる作品として創造されました。ですから、自分をしっかり生きる、自分自身を完成させることが大切です。神様は私たちが生まれ、成長し、やがて完成することを望んでおられるのです。完成とはキリストのごとくなるということです(IIコリント3章18節)。なんと素晴らしいことではありませんか。  パウロは『ただ、この一事に励んでいます。すなわち、うしろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進み』(ピリピ3章13節)と言いました。私たち人間は、前に進むように造られました。身体の構造も、目は前を見、足は前に進むように造られています。心もまた、前を見、上(神)を見上げるように造られています。その時、喜びがわき、やる気が出てきます。  人生を、マラソンのように一歩一歩、前を向きゴールに向かって進むことです。昨日から今日というような小さな、目に見えないくらい小さな一歩を大切にしましょう。その積み重ねが大切なのです。らせん階段は上から見ると同じところを回っているようでも、横から見ると上っています。私たちも、主を見上げ、主に祈りつつ小さな一歩を大切に進んでいきましょう。

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