恵みの風

“すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところにきなさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。”(イエス・キリスト) 兵庫県三田市 北摂恵みバプテスト教会よりお届けします。

2012年4月13日金曜日

志を新たに

93歳で死を迎えるまで前を向いて歩んでいった小篠綾子さんが、NHKの朝のドラマで話題になっていますが、グランドモア・モーゼスという画家も前を向いて歩んだ女性です。彼女はアメリカの農家の主婦でした。60代で貼り絵の趣味を持ちましたが、70歳のときリウマチにかかり指先が動かかなくなりました。貼り絵を断念し指先を動かさなくていいペンキ絵を始めました。そして75歳で、「人々の心の保養になるような絵を描いてみたい」と志を立て本格的に油絵を始めたのです。78歳、無名画家展で認められ、80歳でフォークアートの第一人者となりました。96歳でロンドンで初の海外個展を開き、1961年、101歳の長寿を全うするまで活発に創作活動をしました。作品は、田園風景が多く、その志の通り、心まで暖め、ゆったりちすた心を養ってくれあす。彼女は、年齢や病にこだわらず、やってみたいことを始めました。「心が老ければ若くても老齢、年をとっても心が若々しければ青年。だから私は青年。今から新たな志を立てて、よりすばらしい人生を創造していくの」と言っていました。
 聖書の中に、『ですから、私たちは勇気を失いません。たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています』と言うことばがあります。まさにその通りですね。小篠
綾子さんやグランドモア・モーゼスのように、私たちも何歳になろうと、日々新しい志を立て、それに向かって歩んでいいきたいですね。4月、新年度のスタートです。私たちも志を新たに、一歩進み出しましょう。



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