ありがとうの力
著作家の伊吹卓さんは、「ありがとうを言うことが大切なのは、感謝されると人はだれでも喜ぶからです。そして皮肉なことに、感謝する人が少ないからです。この二つの理由で、感謝の心を持っている人は、たくさんの人に好かれるようになり、幸せになり、成功するのです」と言っています。そして、心理学者マズローの「人間の欲求の五段階」で、感謝はこの第四段階の「承認の欲求」を満たすものだから大切だということです。マズローの人間の欲求の五段階とは
1.生理的欲求:衣食住、性、睡眠などの欲求。
2.安全への欲求:不安、危険を避けたい。恐れから逃げたいという本能的な欲求。
3.所属への欲求:生理的欲求、安全性の欲求が満たされると、どこかに所属したいという欲求が生まれる。集団本能とも言われる。
4.承認の欲求:これは、人から評価されたいという欲求。
5.自己実現の欲求:人は「なれる可能性のあるものになろう」とする欲求。生きがいを感じる。
確かに、私たちは承認されたいという思いがあります。「ありがとう」と言われた時、「認められている、感謝されている、受け入れられている」という思いになります。聖書は感謝の心を大切にしています。単なるあいさつや社交辞令ではなく、また説明を加えたり修飾語で飾ったりせず、心をこめて「ありがとう」と言ってみましょう。そこに新しい世界が広がります。
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