恵みの風

“すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところにきなさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。”(イエス・キリスト) 兵庫県三田市 北摂恵みバプテスト教会よりお届けします。

2014年3月24日月曜日

「きょうの一歩」を大切に

 「世の中に自分より優れた人がいても、それは少しも恥ずかしいことではない。それよりも、昨日の自分と今の自分を比べて、その間に少しでも進歩のないのが一番恥ずかしいことだ。」これはイギリスの銀行家でもあり政治家でもあるジョン・ラポックの言葉です。
 私たちは、創造主である神によって一人ひとり異なる作品として創造されました。ですから、自分をしっかり生きることが大切です。神は私たちが生まれ、成長し、完成することを望んでおられます。完成とは『キリストのごとくなる』ということです。(llコリント3章18節)。なんとすばらしいことではありませんか。他の人と比べ優越感や劣等感を持つのは神の望んでおられることではありません。
 パウロは『ただ、この一事に励んでいます。すなわと、うしろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進み』(ピリピ3章13節)と言いました。人間は、前に進むように造られました。身体の構造も、目は前を見、足は前に進むように造られています。後ろに行くのは難しいのです。心もまた、前を見、上を見上げるように造られています。
 100m競争のようではなく、マラソンのようにゴールに向かって進むことです。目に見えないくらい小さな一歩を大切にしましょう。
昨日から今日、そして明日へ。その積み重ねが大切なのです。らせん階段は上から見ると同じところを回っているようでも、横から見ると上っています。私たちも、主を見上げ、主に祈りつつ小さな一歩を大切に進んでいきましょう。

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