自分を活かす質問
私たちは、自分を向上させたい、より良い人生を生きたい、毎日の生活を充実させたい、と考えているでしょう。しかし、生活でも仕事でも、なかなかうまくいかないことが多いです。そんな時、自分に質問してみましょう。「なぜうまくいかなかったんだろう」「どこが悪かったんだろう」。また、うまく計画通りにいったときにも、「どこが良かったのか」と質問しましょう。そのようにして、うまくいったときにも、うまくいかなかったときにも、その原因・理由をしっかりと把握することによって次に活かすことができるからです。
「私が問題解決力を身に着けたのは、母の力です。私は、子供の頃多くのスポーツをやりましたが、母はそのたびことに、いろんな質問をしてくるのです。テニスの試合で接戦の末に勝ったら、なぜ自分が勝ったか聞かれます。そしてその質問は、試合の勝敗を分けた三つのポイントを振り返るよううながしてくれるのです。また、負けたら負けたで、なぜそうなったかを理解できるよう質問してくれました。母とあれこれ話しているうちに、その理由が分かってくるのです。たとえば、フォアサイドからサーブするときに太陽がまぶしかったのだ、といった具合です。理由が分かれば、次のとき同じヘマはやりません」と、ダウ・ケミカル社の社長マイク・パーカーさんは語ります。
このように、自分自身へ質問して、また夫婦、親子、親しい友人同士で質問し合い、考えるということが大切です。より良い次のステップのために。
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