恵みの風

“すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところにきなさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。”(イエス・キリスト) 兵庫県三田市 北摂恵みバプテスト教会よりお届けします。

2012年7月5日木曜日

自分色に染まろう

ある方が、障害をお持ちの女性に、いたわりの気持ちをこめて、「身体が不自由だと、時には人生が灰色や真っ黒に見えることもあるでしょうね」と聞きました。するとその女性は、「ええ、でも私は色を選ぶようにしているんですよ」と明るく答えたそうです。彼女は、「自分にとって良きものに目を留め、良きものを選び歩んでいる、自分で自分の幸いを選び取っている」ということです。すばらしいですね。この女性のように、私たちは、自分自身で自分の生きる姿勢を選ぶことができるということなんです。
 では、自分自身の人生の良き色を選ぶにはどのようにすればいいのでしょう。
 私たちは、見たもの、聞いたこと、体験したことの積み重ねによって、一人ひとりの考え方、価値観、行動様式、人格・・・・・すなわち、「その人」が築かれていきます。ですから、私たちの人生の色を「いい色」(いい色とは、その人にとってのいい色で、その人を最も輝かせる色のことです)にするためには、まず私たちが何に目を留めるかかいうことが大切になります。聖書に『最後に、兄弟たち。すべての真実なこと、すべての誉れあること、すべての正しいこと、すべての清いこと、すべての愛すべきこと、すべての評判の良いこと、そのほか徳と言われること、称賛に値することがあるならば、そのようなことに心を留めなさい』(ピリピ4章8節)と勧められています。良きものに目を留め、それを選び、それを自分のものにしていきたいですね。

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