神のことば聖書を心に
前の5千円紙幣の肖像だった新渡戸博士は、その著書の中で自分自身が豊かに生きるための、ご自身の方法を記しておられます。
博士は、「忍耐」「親切」「勇気」「寛容」などを座右の銘とし、それらを<ここだな>という状況と結びつけて自己の啓発とコントロールに役立てたということです。たとえば、思うようにいかない場合、「忍耐」というのは<ここだな>と考える。すると不思議に辛抱できるようになる。人に不手際があった時、「親切」とは<ここだな>と思うと、にこやかに援助の手をのべることができる。「勇気」とは<ここだな>と思うと、周りの目を恐れずに志を貫徹していくことができる。他人が自分の悪口を言っても、「寛容」とは<ここだな>と思う。すると、その人をゆるせるようになる。このように博士は自分自身をコントロールして、豊かな人生を送られました。
さて、新渡戸博士はクリスチャンとしても知られています。実は、博士の座右の銘は聖書の中にある言葉です。『しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です』や、『私たちは勇気を失いません。たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。今の時の軽い患難は、私たちのうちに働いて、測り知れない、思い永遠の栄光をもたらすからです』などです。聖書は行ける神のことばであり、私たちのうちで活きて働くものです。私たちも聖書を座右の銘として、<ここだな>という時に自分の心に思い起こし、豊かに歩んでいきたいですね。
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