犯罪の三要素を用いる
犯罪が成立するには三つの要素が必要だそうです。その一つは、「動機」です。なぜ、その犯罪を起こしたのかということです。憎しみ、恨み、欲・・・、数えればきりがありませんが犯罪を起こさせる原因です。動機を考えていくと、おのずと犯罪者の顔が浮かんでくるといいます。それで「動機なき犯罪」は解決が難しいのです。
第二に、「能力」です。犯罪を犯すにも能力がなければ出来ません。変な話ですが、空き巣もピッキングの能力が必要です。また、能力には勇気ということも含まれているそうです。犯罪を犯す勇気です。
第三に、「機会」です。犯罪を犯すチャンスということです。動機と勇気があってもチャンスがなければ、なかなか実行に移すことは出来ません。例えば、自転車に鍵や鎖をつけずに置いておくと、犯罪のチャンスを与えてしまうことになります。もちろんそんな状態でも盗まれないという社会は理想ですが。
そこで、犯罪をなくすにはこの三つの要素を取り除くこと、特に防衛という観点から見ると「チャンスを与えないようにする」ということが一番大切だそうです。聖書も『欲がはらむと罪を生み』、『悪魔に機会を与えないように』と罪に対して、悪に対して注意をしている通りです。そこで、この三要素を良きことに積極的に用いて見るとどうでしょう。私たちは良き動機をもって、賜物(能力)を活かし、チャンスを逃すことなく歩むということになります。この三つの要素を悪ではなく、良き人生のために取り入れたいですね。
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