恵みの風

“すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところにきなさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。”(イエス・キリスト) 兵庫県三田市 北摂恵みバプテスト教会よりお届けします。

2011年2月18日金曜日

もう一度やってみる?!

ノミはかなりの跳躍力を持っています。そのノミを、飛び出そうとすれば外に出られる高さのガラスのコップに入れ、ガラスのふたをしておきます。ノミは外に出ようとピョンピョンと何度も飛び跳ねます。そのたびにガラスのふたにあたります。数日間このようにしておくと、ガラスのふたを取ってもノミはもう飛び跳ねようとはしなくなります。魚のカマスを水槽に入れます。中央にガラスの仕切りをして反対側にエサをぶらさげます。お腹を空かせたカマスはエサを食べようとするたびに、ガラスにゴツンゴツンとあたり鼻の頭を痛めてしまいます。その後ガラスを取ってしまっても、カマスはエサの方へ行こうとはしません。ゾウも、子ぞうのときにしっかりとした杭に鎖ですないでおきます。逃げようとして引っ張っても逃げることができません。
その後、簡単な木の杭に変えても逃げようとしなくなります。
 人間も同じようなところがあります。何度か失敗したり、痛い目にあうとあきらめてしまいます。もちろん本当に無理な事があれば、建設的に他の事に移る方がいいですが、可能性があるならもう少し続けてみることも大切です。アメリカ西部でゴールドラッシュのとき、ある人は掘り続けた鉱山には金はないらしいとあきらめ、廃品業者にタダ同様で売りました。廃品業者は「もしかして」とその鉱脈を掘ってみたら、50㎝掘ったところで金の鉱脈にあたったということです。
 可能性があるならもう一度やってみたいですね。聖書は、期待してやり続ける意味での「忍耐」の重要性を教えています。

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