続けること
2013年がスタートしました。「今年こそこれをやるぞ」と新しい目標を立てた方もおられるでしょう。「心機一転がんばるぞ」と思いを新たにされた方もおられるでしょう。目標や頑張る気持ちは大切なことですが、あまりにも難しい目標を設定したり、あまりにもきつい頑張りをしようとし過ぎてはいないでしょうか。
オランダにブール・ハーフェという名医がいました。彼の遺産が競売にかけられ、「医学の深い秘密」という未発表の書が出てくると会場はどよめきました。長寿や健康の秘密が書いてあると思い、その値は天井しらずに上がりました。大金を払いこの書を手に入れた金持ちが家に帰り封を切りました。表紙以外は白紙で、最後のページに「頭を冷やし、足を温かくし、体を窮屈にするな。そうすればあなたはすべての医者をあざ笑うことができる」とだけ書いてありました。金持ちは騙されたと思いガックリしました。しかし、その簡素な言葉こそ、実は、長寿や医学上の深遠なる処方箋でした。現在、体をのびやかにして頭寒足熱を計ることの効用は、心理学的にも医学的にものすばらしさが認められているそうです。
私たちは、難しいことや困難なことを乗り越えていかなければならないこともあるでしょう。しかし、日々、簡単なことを継続していくことも非常に大切ではないでしょうか。例えば、あいさつを続けることだけでも人間関係を新しいものとしていくでしょう。聖書は、「自分にできることを継続してやる」ことを勧めています。
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