ゆったりする時
物理学者であり実業家、理化学研究所の育ての親である大河内正敏博士は、朝、自宅で
お風呂につかりながら着想を得るそうです。ゆったりと湯舟につかりながらいろいろと考え、アイデアが湧くと、会社へいき「すぐに実験をしよう」と新製品に取り組んだということです。
オーストラリアの作曲家ブルックナーは、湯舟で楽想を練りました。またベートーベンも大変な風呂好きで、大きなタライでボチャボチャ遊びながら音楽を生み出したということです。彼らは、いずれもゆったり入浴することから一日を、そして仕事を始めたのです。
ライトという天才建築家は、自然に親しみ、自然に学んで創造性を養いました。週末には必ず自然の中に入り感性を磨きました。雲が変化する美しい姿から造形を学び。美しい花や鳥の姿に感動する。強風にあおられる木々から風や気流うぃ克服する最善のデザインを学び、海辺の貝殻から建築の構造のアイデアを得ました。科学者ハーベイは、「大自然は、神が著した最大の書物である」と言いました。
「ゆったりとした時間の中で過ごす時を持った」ということが、ポイントです。さて、キリストも『朝早くまだ暗いうちに起きて、寂しい所へ出て行き、そこで祈っておられた』(マルコ1章35節)と聖書に記されているように、一人ゆったりと父なる神さまとの時間を持っておられました。余りにも変化が早く、未来の見えにくい社会の中で生きる私たちには、神に祈り、神のみことばである聖書にるれる、ゆったりとした時間が必要ではないでしょうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム