恵みの風

“すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところにきなさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。”(イエス・キリスト) 兵庫県三田市 北摂恵みバプテスト教会よりお届けします。

2011年11月21日月曜日

自分のあったペースで

目標をめざして進むにも、いろいろな進み方があります。全速力で走る、ゆっくり一歩一歩進む、時々は休む、歌謡曲ではありませんが三歩進んで二歩下がる・・・・。
 気象庁の長官は、富士山頂にある測候所を視察する時、御殿場の基地からブルトーザーで運び上げてもらうそうです。そうすると、高山病にかかって二時間ぐらいしか山頂にいられないということです。一般の登山者は、五合目までバスで行き、そこから登ります。自分の足で登った人はほとんど高山病にかかりません。ゆっくりと登れば、人間の体は富士山に適応するのです。富士山であっても、登り方の違いによって、山頂に立つ状況はずいぶん違っていきます。高山病にかかり、頭痛に悩まされながら見る風景と、すがすがしい気持ちで眺める風景とでは、同じ風景でもずいぶん違うのではないでしょうか。
 私たちも、目標をめざして進む時に、どのように進むかは非常に大切なことです。目標を達成するという結果も、もちろん大事なことですが、それよりもどのようにしてその目標を達成したかという「過程」はもっと大事ではないでしょうか。目的のためには手段は選ばないというようなやり方では、たとえ目標を達成しても、本当の意味での達成感やすがすがしさなどは得ることが出来ないでしょう。
 すばらしい目標であればあるほど、そこに到達するまでの過程が健全であり、しかも自分自身にあった方法や手段でありたいですね。他の人と比較せず自分自身の歩みを歩みましょう。

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