恵みの風

“すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところにきなさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。”(イエス・キリスト) 兵庫県三田市 北摂恵みバプテスト教会よりお届けします。

2015年7月16日木曜日

いのちのエネルギー

 生きることに喜びや感謝を感じ、新しい目標を設けたり、やりたいことを見つけたりしながら、生きることへの情熱持っている人々の共通点の一つは、意識的であるか無意識であるか別として、自らの心身を常にリフレッシュさせ、自分の内にあるいのちのエンジンを活き活きと回していることではないでしょうか。  アインシュタインは、『たましいを世の中の刺激にさらさないようにして、自分の精神を徐々にむしばんでいる人がいる。彼らは自らの精神をしおれるままにしているのだ。人生の喜びや心配にどんどん鈍くなって、若い頃ひどく感激していた事柄にも、もうなんの感動も湧かなくなっている。しかも、そのことに彼ら自身、気がつかないでいるのだ」と言っています。熱力学のエントロピーの法則は、「安定した状態、秩序ある状態は、そのままにしておけば必ず衰退し、崩壊していく」ことを示しています。新しいエネルギーが注がれなければ生態系も崩壊してしまいます。この概念は物理学以外にも広く適用されています。私たちの内面においても同様です。周囲の人からみればいい人生を送っているように見えても、本人はなぜか喪失感を抱いていることがあります。アインシュタインの言っている通りです。  聖書は心のエネルギーです。『私たちは勇気を失いません。たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています』(llコリント4章16節)という、豊かな歩みは聖書が私たち一人ひとりに与える賜物なのです。

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